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老後への備え

老後は不安なもの?

「資産運用」は怖い!?

総務省の調査によると、65歳以上の高齢者人口は3千万人を超え、日本の総人口の25%近くを占めるようになりました。50年後には、2.5人に1人が65歳以上になると言われています。さらに生命保険文化センターの調査によれば、8割以上の方が自身の老後の生活に不安を感じているようです。不安の原因として最も多く挙げられるのが、「公的年金だけで生活費がまかなえないのではないか?」というものです。

それでは、「ゆとりある老後」のために、いくらの準備資金があれば良いのでしょうか?金融広報中央委員会の調査によると、以下の表のような結果となっています。

年代別にみる保有資産額と目標準備額

年代 実際の金融資産保有額 準備しておきたい目標金額
30代 600万円 1,643万円
40代 962万円 2,065万円
50代 1,524万円 2,297万円
60代 2,175万円 2,525万円
70代 1,896万円 2,774万円

出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)平成24年より

どの年代をみても実際に保有する金融資産額と準備しておきたい目標の金額には隔たりがあることがわかりま す。特に、50代、60代、70代の退職間近、もしくはすでに退職した方々においても、保有額と目標額にギャッ プが生じていることは問題でしょう。

実際の生活は?

それでは、実際の老後の家計収支はどのようなものになっているのでしょうか?60歳以上の無職世帯(2人以 上の世帯)の1カ月間の家計収支は、以下のようになっています。

60歳以上(2人以上の世帯)の1ヶ月間の収入と支出

60歳以上(2人以上の世帯)の1ヶ月間の収入と支出

出典:生命保険文化センター「世帯主が60歳以上の無職世帯(2人以上の世帯)の1カ月間の収入と支出より

可処分所得とは、収入から税金・社会保険料などを引いた実際に自由に使うことができる所得のことです。ちなみに、支出は実際の消費支出を表していますが、「ゆとりある老後」を送るためには、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、必要な費用は、月々平均36.6万円となっています。これを加味すると月々の不足額は18万円にもなってしまいます。この不足分をどのように補っているかというと、今まで貯めてきた保有資産を取り崩しているのです。
仮に65歳から毎月18万円の不足が生じていき、それが80歳まで続くとすると・・・

18万円×12カ月(1年)×15年間=3,240万円の不足に。

仮に退職金が2,000万円もらえたとしても、1,000万円以上不足する計算になります。
しかも、年々退 職金の額は引き下げられている現状を加味すると、ますます老後への備えが重要になってきます。

安心して暮らせる老後のために

安心して暮らせる老後を迎えるためには、しっかりとした備えが必要です。すでにリタイアされてもう遅いと感じている方、今からでも十分間に合います。まずは現状を確認することが大切です。家計の状況を把握し、それに基づいてしっかりと今後への対策を考えていきましょう。

篠原ライフパートナーズでは、現状把握のためにキャッシュフロー表(詳しくはこちら)の作成をしています。そして、キャッシュフロー表から見つかった問題点、改善点をアドバイスさせていただきます。さらにそれに加え、「資産運用」のアドバイスもさせていただきます。老後に対し少しでも不安をお持ちの方は是非ご相談ください。

こんな方にお勧めです!

  • 老後に不安を感じている方
  • 年金について知りたい方
  • 「老後への備え」に適した資産運用を知りたい方
  • 現状を見直したい方(すでにリタイアされた方)

お気軽にお問い合わせください TEL 04-7146-2677 【平日】10:00~20:00 【土・日・祝日】09:00~20:00

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